焼き肉と私

こんにちは、
猫沢です。

昨日は焼肉を食べに行きました。
それはそれは美味しかったです。

最寄りの焼肉屋さんが数ヶ月前閉めてしまったので、がっかりしていましたが、新しく新規の焼肉屋さんが近くにできたので、そちらへ行ってきました。

やっぱり焼き肉は美味しい。

実は若い頃、そんなに好きではなかったのですが、年を重ねるにつれて大好きになりました。

ロース・カルビ・ハラミ・ホルモン…。
食べたいものは全部食べた。

この暑さで身体もバテ気味なので体力維持の為にも焼き肉は心を満たしてくれるだけじゃなくて身体も元気にしてくれるであろう。

幸せな気分で帰宅。

幸せな睡眠。

朝起きて体重計に乗る。

そう、
そうなる。
やっぱりそうよね。

独り言を言う。

昨日食べた分はきっちり体重計の数字に反映されている。
そういうシステムなのだ。

同じく朝体重計に乗った小学生の娘は焼き肉を食べても痩せたと喜んでいた。

その若さゆえの新陳代謝が羨ましかった。

あんなに昨日焼き肉を食べて幸せな気分だったのに、一気に心の大半を嫉妬でいっぱいにしてしまった。

いやいや、
美味しかったからいいじゃない。

もう1人の私が私を慰める。

そう、美味しかったから良いのだ。

調子乗って食べたせいで、
朝もちょっと身体に重さが残っていたが、
それでもあの時、あの瞬間、
幸せだったから良いのだ。

昨日より大幅に数字が増えた体重を眺めながら、
私は焼き肉を食べていた幸せな時間を思い出し、
「また食べたいな…」
と呟いた。